私は、顧客の商品を航空便で海外に輸出する業務を担当しています。業務内容は、顧客の指示によりトラックでの商品引取り・倉庫での一時保管・輸出通関手続きや関係書類の作成・航空便の予約手配などから海外代理店への連絡及び確認作業まで多岐にわたります。簡単に言えば、顧客に代わって商品をDoor to Doorで送り届けるための手配を全て行うことが私の仕事です。ポイントは、航空輸送はやはりスピードが求められるということです。現在、船用品(船のエンジンパ ―ツ等)を輸出する顧客を担当していますが、明日ヨーロッパの港に入港する船まで商品を届けてほしいといった依頼は頻繁にあります。今日依頼されて今日中になんてことも...。世界中の Flight Scheduleをもとに航空機を手配し、海外現地代理店へ連絡して受入態勢を整え顧客の要望通りに商品がスムーズに輸送された時は、本当に大きな達成感を感じます。 そして、そんな顧客のニーズに臨機応変に対応するために、日々の営業活動やコミュニケーションをとても大切にしています。荷主から商品や業界の動向をリスニングするだけではなく、航空会社や海外代理店とも信頼関係を築いておくことは、スムーズな輸送を実現する上で必要不可欠な要素だと感じています。
    9:00  出社・バッシと挨拶・メールの確認
   10:00  顧客との連絡及び手配確認
   11:00  貨物搬入倉庫との連絡・航空便手配・関係書類作成
   12:00  お昼ごはんは大好きです!が...
   13:00  顧客からの追加指示の手配
   14:00  海外現地代理店への連絡及び確認・顧客へのスケジュール連絡
   15:00  海外顧客からの手配依頼確認・追加指示の手配
   17:00  請求書作成・見積書作成
   18:00  翌日の手配依頼確認・搬入倉庫への指示
   19:00  退社
私の就職活動は、学生にとってあまり良くない時代の中、困難を極めました。というのも、大部分の学生が本格的に就職活動をスタートさせる時期に海外留学していたこともあり、帰国後活動を開始したのは6月終わり頃でした。ぼんやりと貿易に興味があったぐらいで特に何がしたいのかもわからず若干路頭に迷っていた時期に、大学のキャリアセンターの方から「大学の先輩も大勢いるし、いい会社だから一度話しを聞いてみたら」と言われて門を叩いたのが辰巳商会でした。実際訪問してみると、人事担当者の対応がすごく優しくて、その後とんとん拍子にテストや面接を受けていく中で、自分でも知らないうちにこの会社が好きになっていました。 我々の物流業界は経済活動を縁の下で支える存在なので、世間的な知名度はそんなに高くありません。が、自分で調べていくうちに辰巳商会の規模の大きさや事業領域の広さに驚き、大阪出身にもかかわらず大阪の海に対してあまりいいイメージを持っていなかった私が、南港に何度も足を運び往来する船舶やコンテナを眺めていたものでした。 そのうち就職活動も軌道に乗り何社かの選考を受けましたが、自然と辰巳商会を選んでいました。
現在の仕事にはとてもやりがいを感じています。一言で言えば、我々の仕事は貿易のお手伝いになると思います。私たちは、海外でバンバン売れるテレビを作れるわけでもなく、海外においしい食材を探しに行くわけでもなく。しかし、間違いなくお客さんと一緒になって貿易の仕事が出来ているというところに楽しみを感じます。こんな商品が日本から輸出されて、こんな国の人たちが使用しているのだなと考え始めるとニヤニヤしてしまいます。また、中には海外に商品を送りたいけれども、必要書類・輸送手段などが全くわからず相談してこられる顧客もいらっしゃ います。そういった時、つねに航空機を使用するのではなく、顧客にとって海上輸送の方がメリットがある場合はそちらを提案します。要は、顧客の商品・ニーズから総合的に判断して一番いいサービスを提供することが、貿易物流をコンサルティングする私の仕事だと考えています。そして無事商品を送り届け顧客から「ありがとう」や「輸出したいという知り合いに、“辰巳商会の竹村君に依頼したら大丈夫” って言っといたから」と言っていただいた時には最高の喜びを感じます。
トルコのイスタンブールに輸送手配をした貨物が到着した日に、現地の空港施設が火事に!!ニュースでその火事を見た時にはまさかとは思いましたが、その後航空会社からの連絡は一変二変し、最終返答は被害にあいました。と。顧客には事前に説明し、先方の担当者の協力もあって再度私たちの手配で商品を送ることになりました。予測できない事態というのはやはり起こるものです。しかし、このような事態になって謝るだけでは、顧客はただ嫌な気持ちを残すだけ。。。私は、顧客と一番距離が近くなれるのはクレームや不具合が発生した時だと思います。事態が起った後に、どのような事を顧客は望んでいるかを真剣に考え、最優先で対処することによって、今まで以上に深い関係が生まれ、次への取引きにつながると思います。当然失敗しないように心がけてはいますが、何かあった時にさらなるトラブルを生まないように、日頃から顧客との信頼関係を築いていきたいと考えています。
今後の目標は、物流の知識や経験を蓄え、将来的には海外で物流の仕事をやってみたいと考えています。業務上、英語を使って海外代理店と直接メールや電話でコンタクトをとる機会はありますが、さらに英語のスキルを磨きたいと思い、本社での英会話の授業にも週1回参加しています。また来年には、通関士の資格を取得して、自分の仕事の幅を広げていきたいと思います。そして、当社が海外のネットワークをさらに広げていく中で、自分が携われる部分がもしあるのであれば、是非積極的に参加していきたいと考えています。