現在、私は南港コンテナターミナルの輸入チームで働いています。輸入チームの一般職職員は、自席での書類関係の仕事とカウンター業務を週交替で担当し、その内容は、簡単に言うと船会社の代理店業務とターミナルオペレーター業務の2種類があります。書類関係の仕事を担当する週であれば、これから入港するコンテナ船のマニフェストや海上運賃のデータを船会社から受信して内容のチェックを行います。マニフェストとは、本船に船積みされている貨物の明細書で、船名・積地・揚地・B/L NO・個数等が記載されており、積地の船会社が作成したものです。チェックして、もしも内容に不備があったり現地での入力漏れがあれば、船会社に依頼して積地に確認してもらい、本船入港の24時間前までに税関に提出しなければなりません。他には、貨物の到着を輸入者に通知するアライバルノーティス(貨物到着案内)の作成なども行います。 カウンター業務を担当する週であれば、輸入者が貨物を輸入するにあたり船会社に対して支払う海上運賃やコンテナ保管料の受け取り・入金処理、他には輸入者が持ち込むB/L(船荷証券)の受け取り、DELIVERY ORDER(荷渡し指図書)の切り替え・受け取りなどを行います。また、対査といって輸入者(通関業者)が税関に輸入申告した内容と船会社から受信したマニフェストの記載内容が一致しているか確認する業務も行っています。
    8:00  出社
    8:30  マニフェストチェック・アライバルノーティス作成
          電話応対・ファックス処理
          または
          カウンター業務(対査・D/O切り替えなど)
   12:00  昼食・休憩
   13:00  マニフェストチェック・アライバルノーティス作成
          電話応対・ファックス処理
          または
          カウンター業務(対査・D/O切り替えなど)
   17:10  終業
就職活動を始めた頃は特に希望する業界もなく、合同企業説明会に参加して色々な業界の話を直接聞いて回るようにしました。参加しているうちに、たとえ業務内容に興味があって入社しても、実際どの部署に配属されどんな仕事をするのかは分からないので、どんな部署や仕事内容でも自分が頑張れそうな業界を選ぼうと思うようになり、興味を持ったのが現在の物流業界でした。大学で英語を選考していたので、出来れば海外と関わりのある仕事をしたいという思いがあり、また日常生活を送るためになくてはならない産業であるといった点にも魅力を感じました。 物流業界の中でも辰巳商会に入社したいと思ったのは、会社説明会で学生7〜8名のグループに社員1名が入ってのグループディスカッションをした時です。私は、企業の社風や社員の人間性が自分に合っていなければ長く働き続けることは出来ないと思っていたので、説明会に参加する時は必ずその企業の社員がどんな人達なのか見るようにしていました。私のグループを担当してくれた社員の方に仕事内容やその他にも色々な質問をして答えてもらっているうちに、こういう上司の下で働いてみたいと感じたことが辰巳商会に入社したいと思った理由です。
船会社から受信するマニフェストには、必ず貨物の積地や品名が記載されています。入社するまで、買い物をする時にどこの国から輸入されてきた商品なのか意識したことは無かったのですが、マニフェストを見ているとどこの国からどういった商品が輸入されているのかを知ることが出来ます。季節ごとに輸入される商品は変わりますが、例えば、年末が近づくとクリスマスオーナメントやクリスマスプレゼントとして人気のありそうな玩具やゲームが多く輸入されたり、お正月のしめ縄が輸入されたりもします。特におもちゃなどが輸入されてくると、これを受け取って 喜ぶ子供がいるのだろうなぁと思い、日常生活を送る上での物流の大切さを感じると同時に、この業界を選んでよかったと思います。
電話で問い合わせを受けた時に、内容がよく理解できず何度か聞き直したことがあります。とりあえずメモをして先輩に教えてもらったのですが、私がきちんと内容を聞き取れていなかったため先輩にうまく伝わらず、時間がかかってしまいました。一度電話を切り、先方に折り返しご連絡すればよかったのですが、そこまで頭が回らずずいぶん長い時間保留したままの状態だったので、再度電話に出た時にはずいぶんとご立腹の様子でした。その時は最終的に先輩に電話を交代して解決してもらいました。私は、それまで相手の用件を聞く事だけで必死でしたが、それ以降は用件を聞きながら自分1人ですぐに返答できそうな内容か否かを考えながら電話応対をするようになりました。また、電話応対に限らず、常にお客様に対してどの点に重点を置いて説明すれば一番早く理解してらえるかも考えながら仕事をするように心掛けています
入社式や会社の創業記念式典に参列した時のことです。式には神社の宮司や大勢の社友の方々が出席する中、会場はとても厳粛な空気に包まれていて、その時歴史のある会社はすごいと思ったことを覚えています。また社員旅行や、他にも運動会が毎年開催されていたり社内新聞が発行されていたりと、まるで学校みたいだなと思いました。実際に事業所に配属されて働いてみると、輸入業務は間違うと取り返しのつかない事態になる場合があるので緊張感をもって仕事をしなければなりませんが、職場の上司や先輩もいい方たちだったので働きやすい環境だと感じています。